足立区の墨堤通りから少し入ったところに建つ神社。
七福神の恵比寿さまが祀られており、富士塚もあります。

御朱印は夏季限定のものがあり、通常の御朱印も数種類いただけます。

最寄り駅は北千住駅、千住大橋が徒歩圏内です。
近辺には帝京科学大学、足立区立千寿小学校があり、
住宅街の中にある神社です。

千住神社

御朱印について

千住神社御朱印
ここでは4種類の御朱印がいただけます。

千住神社と恵比寿天の2種。
兼務社の白幡八幡神社、毘沙門様の2種。
合計4種の御朱印をいただくことができます。
こちらは通常の御朱印。

千住神社御朱印

限定御朱印情報


千住神社では期間限定の御朱印も用意されています。
夏季限定の7月1日~7月31日。
この期間は限定バージョンの御朱印がいただけます。

オリジナル御朱印帳


千住神社オリジナルの御朱印帳もあることが確認できてます。
時期によって種類が異なるのですが、現在では3~5種類の御朱印帳があるとのことです。

兼務社


千住神社では以下の神社を兼務しています。
兼務社の御朱印は白幡八幡神社、毘沙門様の2種があるようですが、
公式サイトの兼務社リストにはのっていませんね。。。。

  • 伊興氷川神社 (住所:足立区伊興2-12-4)
  • 舎人氷川神社 (住所:足立区舎人5-21-34)
  • 入谷氷川神社 (住所:足立区入谷2-25-5)
  • 古千谷氷川神社(住所: 足立区古千谷2-2-6)
  • 伊興八幡神社 (住所: 足立区伊興2-12-22)
  • 伊興諏訪神社 (住所: 足立区西新井4-35-1)
  • 北野神社   (住所: 足立区入谷1-11-13)
  • 宮元町八幡神社(住所: 足立区千住宮元町3-8)
  • 箭弓稲荷神社 (住所: 足立区千住大川町49-8)

行き方・アクセス

北千住駅と千住大橋の2つの駅が最寄駅。

北千住駅からは西口方面。
駅前にはロータリーがありタクシー乗り場もあります。
タクシー利用ですと約5分、1000円以内。
境内に駐車場もあるので参拝中は待機してもらうことも可能です。

また、レンタルサイクルの大チャリのステーションも駅前にあるので、
自転車を利用するのもおすすめです。

住所と連絡先


〒120-0043
東京都足立区千住宮元町24-1

[GoogleMapで見る]

TEL:03-3881-1768

最寄り駅

千住神社地図
千住神社周辺地図

・JR常磐線・東京メトロ日比谷線・千代田線・東武スカイツリーライン
「北千住駅」徒歩15分

・京成線
「千住大橋駅」徒歩7分

駐車場の有無


境内に駐車場有り
※付近のコインパーキングも多数あります

営業時間


8:00~17:00

神社について


【旧称】西森神社(稲荷神社・千崎稲荷神社/氷川神社)

西暦926年(平安時代の延長4年)、千崎稲荷として祀られたのが起源。
1279年(弘安2年)に氷川神社が勧請されました。
建立当初は二ツ森と言わていましたが、千住宿ができてからは
宿の西側にあることから西森さまと言われるようになりました。

明治時代には千崎稲荷、氷川神社の両社を合併し、西森神社に。
さらに大正時代には千住神社に改名。社格は区内で最高の郷社となります。

第二次世界大戦で近辺の建物がほとんど焼失したため、現本殿は昭和33年の造営です。
その中でも焼け残った樹木の夫婦銀杏が御神木として崇められています。

千住神社御神木

その他、敷地内には第二次世界大戦時に使用された防空壕があったり、
富士塚や狛犬、七福神の恵比寿神を祀っています。

千住神社狛犬

由緒・歴史

千住神社由緒

平安時代前期の926(延長4)年、五穀豊穣と土地鎮護を祈願するため、伏見稲荷より御分霊を勧請し、千崎の地に稲荷神社が創建された。

1051(永承6)年、源義家は奥州征伐に向かう途中、当地に陣営を構えた際、稲荷神社の神前にて戦勝を祈願したとされる。
降って鎌倉時代の1279(弘安2)年、土地の人々が武蔵一ノ宮氷川神社の御分霊を当地に勧請、稲荷社の右隣に氷川神社が創建された。
稲荷社と氷川社を以て鎮守両社と称されるようになり、二座が鎮座したことから、当地は鎌倉時代から江戸時代にかけては「二つ森」と呼称された。

また、江戸初期の寛永年間に千住地区が日光街道の第一宿として整備されると、その西方に位置することから「西の森」とも呼ばれ、代々の将軍がしばしば鷹狩りを行ったと伝えられている。

1727(享保12)年に稲荷・氷川両社とも正一位に叙せられた。
明治維新後の1872(明治5)年11月、稲荷神社・氷川神社とも村社に列せられる。
翌1873(明治6)年6月に稲荷神社が氷川神社に合祀され「西森神社」と改称、同年7月15日に郷社へ昇格した。
更に1915(大正4)年12月15日に社号を千住神社に改めた。

1945(昭和20)年4月13日、戦災により境内の木造物や灰燼に帰してしまう。
戦後、1952(昭和27)年12月に神楽殿、1955(昭和30)年に神輿庫が再建された後、1958(昭和33)年9月にRC造にて権現造の現本殿・幣殿・拝殿が造営されている

末社

火伏せ三社

千住神社末社

昭和六年一月建立。もともと夫婦銀杏の下にあったが、昭和二十年四月の東京大空襲で、千住宮元町のあやゆる建物が焼失した中で、木造としてたった一棟、奇跡的に焼け残ったのが、この三社である。 
 三社御祭神それぞれの御神威もあり、崇敬されています。

三社御祭神 

  • 三峰神社 伊耶那美命(いざなみのみこと)

    倭健命(やまとたけるのみこと)

  • 恵比寿神社 事代主命 えびす様(ことしろぬしのみこと)

    <幸福神社>大国主命 大黒様(おおくにぬしのみこと)

  • 八幡神社 品陀別氣命 応神天皇(ほむたわけのみこと)

恵比寿神社

千住神社恵比寿様

稲荷神社

千住神社

御祭神 宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)

 元々は稲の精霊を神格化させた神で、名前の「宇迦」は「食(うけ)」と同じ意味で食物のこととをさし、五穀・食物を司る神として尊ばれ、家内安全、商売繁昌、関連の御神徳は、多くの人々から崇敬を得ています。

御祭神

  • 須佐之男命(すさのおのみこと)
    ご利益:疫病退散、厄除、縁結び、学問上達、水難除去、火難除去、五穀豊穣など
  • 宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)
    ご利益:五穀豊穣、産業振興、商売繫盛、芸能上達、家内安全など

年中行事

  • 1月1日 歳旦祭
  • 2月 節分祭追儺式・初午祭
  • 3月3日 節句
  • 5月 子供の日
  • 6月 大祓式
  • 9月15日 例大祭(年毎により変更あり)
  • 11月 七五三
  • 21月31日 大祓・除夜祭

お祭り

  • 一之宮大神輿
    江戸神輿として1863年(文久三年)に制作される。
    過去『江戸神輿博覧会』において、都内江戸神輿十基の一つに選出された神輿。
    都内有数の大きさの神輿で、五年に一度の九月大祭では、千住の町を一日巡行渡御致します。
    次回は2025年の予定
  • 二之宮大神輿
    こちらは毎年の千住神社例祭でお目にかかれる。
    1885年(明治18年)の製作とまだ新しい。
    祭礼日は、9月の第2週土曜、日曜となっております。

文化財

千住神社富士塚

千住神社の富士塚は昭和11年から足立区の有形民俗文化財に指定されています。
毎年7月1日のみ登山参拝ができます。

この富士塚は大正12年(1923年)に築造されましたが、
大正の大震災で崩壊しています。

千住富士
御祭神 木花咲耶比売命

 七月一日のみ登拝可。
 江戸中期に富士信仰が盛んになり、「江戸八百八町講中八万人」と言われ、江戸を中心に多くの富士講が生まれ、各地に富士塚が作られました。
 宿場町として栄えた千住には、多くの富士講があり、活気溢れる土地柄もあり、当社にも富士塚がつくられ、富士信仰の文化が、脈々と受け継がれていました。
(現在の富士塚は、昭和十一年再築)

近辺のおすすめスポット

  • 千寿 竹やぶ
  • カフェ・ド・ナリ
  • 炭火焼肉 ひばち。本店
  • 東京都中央卸売市場 足立市場